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2012年6月22日10時21分
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福島に未来見つめる子ども像を ヤノベケンジさんが計画

写真:第五福竜丸展示館の前に立つ、ヤノベケンジ「サン・チャイルド」=7日、東京都江東区の都立第五福竜丸展示拡大第五福竜丸展示館の前に立つ、ヤノベケンジ「サン・チャイルド」=7日、東京都江東区の都立第五福竜丸展示

 この夏、未来を見つめる巨大な子ども像を福島へ――。現代芸術家ヤノベケンジさん(46)が原発事故からの再生の願いを込めて作った像を、福島で公開する計画が進んでいる。悩みは輸送費などの資金難。1口1万円でサポーターを募っている。

 「サン・チャイルド」と名付けた像は高さ約6メートル。防護服に身を包む。でもヘルメットを脱ぎ、傷だらけの顔で空を仰ぐ。放射線量を測る胸のカウンターはゼロを指す。

 ヤノベさんは原子力や放射能を主題に、未来に警鐘を鳴らす作品を作ってきた。しかし東京電力福島第一原発の事故に、「現実がこうなった以上、同じように作っていてもしょうがない。恥ずかしいぐらいポジティブなものを作ってもいい」と思ったという。

 昨秋に完成。今は東京・夢の島の都立第五福竜丸展示館前に7月1日まで展示中だ。

 出展計画が進むのは、8月11日から福島空港を中心に開かれる「福島現代美術ビエンナーレ」。実行委員長の渡辺晃一・福島大絵画研究室准教授は「過去の出来事を風化させず、希望ある未来を語っていきたい」と言う。ヤノベさんは「ただ展示するよりも、多くの人に関わってもらうことが大事」と期待する。

 サポーターの詳細はhttp://tenpo.ne.jp/。問い合わせはテンポ(03・6279・4975)。(増田愛子)

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