現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース
  3. 文化
  4. トピックス
  5. 記事
2012年6月27日10時22分
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

ユーミン、初のTVレギュラー 女性ゲストと発見の旅

写真:「ユーミンのSUPER WOMAN」から。松任谷由実と森本千絵が日本を代表する霊場・高野山を訪ね、刺激を受ける=NHK提供拡大「ユーミンのSUPER WOMAN」から。松任谷由実と森本千絵が日本を代表する霊場・高野山を訪ね、刺激を受ける=NHK提供

 今年でデビュー40周年を迎える歌手の松任谷由実がテレビで初めてレギュラー番組を持つことになった。女性ゲストと国内外を旅し、女性ならではの発見や感動を伝える番組だ。「旅はシンガー・ソングライターであり続けるために欠かせないもの」と語るユーミン。あまたの名曲の背景にも、旅があった。

 例えば、1994年の「砂の惑星」。サハラやネバダなど世界各地の砂漠を訪れた際、「距離感のような感覚がなくなって、宇宙を感じる体験をした」ことが創作の原点になった。

 「妹みたいね15のあなた……」と歌い出す81年の「スラバヤ通りの妹へ」は、プライベートで訪れたインドネシアの実在の通りが舞台。自らに視線を向ける人々の表情や、異国情緒あふれる市場の風景をいきいきと歌詞やメロディーに落とし込んだ。

 自宅への帰り道さえもユーミンにとっては旅となった。「調布基地を追い越し、山にむかって」行く中央自動車道を、夜空へ続く滑走路だと見立てた76年の「中央フリーウェイ」。独身時代に通い慣れた道路が、「自分が旅をしているんだと思った瞬間、滑走路に見えた」のだという。

 「旅に出ると日常が細やかに見えたり、自分が暮らす街がうたかたの世界に思えたりする。その変化が曲作りにつながるんです」と旅の効用を語るユーミン。初めてお茶の間向けにホスト役を務める旅番組「ユーミンのSUPER WOMAN 〜時代をクリエイトする女性たち」がNHK・Eテレで来月6日に始まる。すでに和歌山県の高野山をロケで訪れた。

 ミスターチルドレンのCDジャケットを手がけるなどトップクリエーターとして活躍する森本千絵とともに宿坊で夜を明かし、僧侶たちによる仏教儀式も初めて目の当たりにした。「まるで『ラピュタ』のような空中都市。日本でありながら、中国やイスラムの香りが漂うのを感じました」。この回は7月13日に放送される予定だ。(河村能宏)

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介