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2012年7月6日10時24分
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〈ことば〉画家の池田龍雄さん

写真:画家の池田龍雄さん拡大画家の池田龍雄さん

 画家の池田龍雄さん(83)が埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館で開催中の個展に、福島での原発事故を主題にした3部作「蝕・壊・萌」を出品している(7日まで)。

 17歳の特攻隊員だったときに敗戦。戦後「自由に生きたくて絵描きになった」人だけに、国家のことが頭を離れない。震災や原発事故を作品化するのは当然のことでもあった。

 抽象的、超現実的な筆致で、津波、原発、復興を表した作品を前に、「原発と原爆は、文字面も兄弟みたい。危険であることは分かっていた。なのに、今でもなくては困るという人がいる」と語った。

 「最近は語られないが、美術にはリアリティーが必要」と説く。「リアリティーとは、心の真実に触れること。すべての人には、真実の心があるはずなんです」(大西若人)

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