写真・図版 2月8日、1986年の映画「クロコダイル・ダンディー」に主演しポール・ホーガンさん(写真)が、無断で映画のセリフを連想させる表示を行ったとしてハンバーガーチェーン「グリルド」を相手取って起こしていた訴訟で、グリルド側が訴訟費用と寄付金の計2万豪ドル(約170万円)を支払い、和解が成立した。写真は2014年1月撮影(2018年 ロイター/Gus Ruelas)

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 [シドニー 8日 ロイター] - 1986年にヒットしたオーストラリア映画「クロコダイル・ダンディー」に主演した豪俳優ポール・ホーガンさんが、無断で映画のセリフを連想させる表示を行ったとしてハンバーガーチェーン「グリルド」を相手取って起こしていた訴訟で、グリルド側が訴訟費用と寄付金の計2万豪ドル(約170万円)を支払い、和解が成立した。ホーガンさんの担当弁護士が、8日明らかにした。

 問題となったせりふは、「それはナイフじゃない、こっちがナイフだ」という有名な一言。ホーガンさんは、グリルドがこのせりふをナイフカバーの紙に印刷し、許可なくホーガンさんとの関連を印象付けたとして昨年12月、「誤解を招く行為」として連邦裁判所に提訴した。

 「クロコダイル・ダンディー」は、オーストラリアの奥地に暮らす男性がニューヨークにやってきて珍騒動が巻き起こる物語。

 ホーガンさん自身が共同執筆し、主演した。映画は大ヒットし、ホーガンさんはゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた。

 担当弁護士はロイターに、グリルドは全店舗から問題のカバーを撤去し、ホーガンさんに裁判費用として1万豪ドルを支払うとともに、ホーガンさんが支援するオーストラリアのガン関連慈善団体「キュア・キャンサー」に1万豪ドルを寄付することに同意したと説明した。

 グリルドの責任者は電子メールで「この件でポール・ホーガン氏と和解したことに満足している。またキュア・キャンサーとその価値ある活動のために寄付することを誇りに思う」との声明を発表した。

 *余分な表現を削除して再送しました。