写真・図版 4月12日、フランス南西部の民家の屋根裏で2年前に見つかった絵画が、バロック絵画の先駆者となったイタリア人画家カラバッジョの作品である可能性が高いと鑑定された。民間の仏専門家が12日に明らかにした(2016年 ロイター/Charles Platiau)

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 [パリ 12日 ロイター] - フランス南西部の民家の屋根裏で2年前に見つかった絵画が、バロック絵画の先駆者となったイタリア人画家カラバッジョの作品である可能性が高いと鑑定された。

 民間の仏専門家が12日に明らかにした。美術史における重要な発見だとしている。

 同作品はトゥールーズ近郊の民家で天井の雨漏りを点検していたこの家の持ち主が発見。聖書上のヒロインであるユディトがアッシリアの将軍の首を切断する場面が描かれている。

 専門家によると、カラバッジョが1604─05年にローマで描いたと考えられ、1億2000万ユーロ(約150億円)の価値があるとみられる。民家の持ち主はこれまで自らが開けたことがない屋根裏のドアを壊したところ、ドアの裏から絵画を見つけた。150年以上も屋根裏に置き去りにされていた可能性があり、状態は極めて良好だという。

 フランス当局は「カラバッジョの絵画と確認される可能性があり、芸術的価値が高い」として、同作品の国外持ち出しを禁じる措置を取った。