写真・図版 8月28日、今月16日にすい臓がんのため76歳で死去した米歌手アレサ・フランクリンさんの遺体がデトロイトのアフリカ系アメリカ人歴史博物館に安置され、一般に公開された。代表撮影(2018年 ロイター/Paul Sancya)

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 [デトロイト 28日 ロイター] - 今月16日にすい臓がんのため76歳で死去した米歌手アレサ・フランクリンさんの遺体が28日、デトロイトのアフリカ系アメリカ人歴史博物館に安置され、一般に公開された。

 多くのファンが、「ソウルの女王(クイーン・オブ・ソウル)」として知られたフランクリンさんに最後のお別れをしようと、会場の周囲に長い列を作った。

 フランクリンさんの遺体は、金めっきが施されふたが開けられたひつぎに収められた。ピンク色の花々が飾られ、ドレスやハイヒール、口紅、イヤリングなどはすべて赤い色で統一された。博物館の入り口には「私たちの女王よ、永遠なれ」と書かれた垂れ幕が掲げられた。

 ファンらは、フランクリンさんは数々のヒット曲を超えたものを遺したと話す。3時間近く列に並んでいるというアルマ・ライリーさん(67)は「アレサは、多くの女性が自分たちを見直すきっかけを作った。男性の女性への見方も変えた」と語り、「そうしたリスペクトが欠けていると感じられる今、特に重要なこと」と付け加えた。

 フランクリンさんが1967年に初めて全米1位を獲得した曲「リスペクト」は、公民権運動やフェミニスト運動におけるアンセムとして歌われた。

 28─29日の一般公開の後、31日にデトロイトのグレーター・グレース・テンプルで葬儀が行われ、チャカ・カーン、スティービー・ワンダー、ジェニファー・ハドソンらが歌を捧げる。ビル・クリントン元大統領も弔辞を述べる予定。