写真・図版 リドリー・スコット監督のSF映画「エイリアン」の40周年を記念して、シリーズ全作品のブルーレイ・コンプリートBOXが発売された。出演したシガニー・ウィーバーは当時を回顧し、低予算映画になると思っていたと話した。2017年7月21日、サンディエゴで撮影(2019年 ロイター/Mario Anzuoni)

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 [ロサンゼルス 23日 ロイター] - リドリー・スコット監督のSF映画「エイリアン」の40周年を記念して、シリーズ全作品のブルーレイ・コンプリートBOXが発売された。出演したシガニー・ウィーバーは当時を回顧し、低予算映画になると思っていたと話した。

 28歳のまだ無名の舞台女優だったウィーバーは、宇宙人の攻撃を受けた宇宙船ノストロモ号の乗組員で唯一の生存者となるエレン・リプリーを演じた。この役柄は、SFの中でも最もパワフルで、愛された女性主人公の1人だ。ただ、もともとは男性の設定だったという。

 ウィーバーは「キャストが少なく、若手の監督は優秀で、その点が気に入った。(シェークスピアの)ヘンリー5世ではなく、リプリーなら演じられると思った」と話す。

 当初の脚本については「登場人物は全員、男性だったと思う。脚本の変更に当たって、誰が最後まで生き残るかが話し合われた。リプリーを女性にしたのは、無名の役者が生存者を演じるとは誰も想像しないと思ったからではないか」と述べた。

 ファンの間で最も有名な場面は、ジョン・ハートが演じる、乗組員ギルバート・ケインの仰向けになった胸を、小さなエイリアンが食い破って出てくるシーン。ウィーバーによると、俳優たちの顔に映った恐怖は本物だったといい、「わたしたちは目にしたものが信じられなかった。特殊効果チームは本当に素晴らしかった」と語った。

 1979年5月25日に初めて限定公開された第1作は、米アカデミー視覚効果賞を受賞。2002年には米国立フィルム登録簿に登録された。