写真・図版 米黒人女性作家として初めてノーベル文学賞を受賞した作家のトニ・モリスンさんが死去した。出版社が明らかにした。写真は2010年11月、パリで行われたレジオンドヌール勲章の式典で撮影(2019年 ロイター/Philippe Wojazer)

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 [6日 ロイター] - 米黒人女性作家として初めてノーベル文学賞を受賞した作家のトニ・モリスンさんが死去した。88歳だった。出版社が6日明らかにした。

 直接的な死因は明らかにされていない。ワシントン・ポスト紙はモリスンさんが5日にニューヨークの病院で死去したと報じた。

 モリスンさんは1931年2月オハイオ州生まれ。ハワード大学を卒業し、コーネル大学で修士号を取得した。執筆活動を始める前は、大学で教え、出版社ランダム・ハウスで編集者を務めた。その後はプリンストン大学でも教壇に立った。

 「ソロモンの歌」(1977年)で全米批評家協会賞を、南北戦争を背景に、2歳の娘が奴隷にならないようするため殺害する母親を描いた「ビラヴド」(1987年)でピュリツァー賞を受賞した。1993年にはノーベル文学賞が贈られた。

 2012年には、当時のオバマ米大統領から米国で文民最高位の勲章となる「大統領自由勲章」が授与された。