写真・図版 英ロンドンで8日、ビートルズのスタジオアルバム「アビイ・ロード」のジャケット写真が撮影されてから50周年を記念し、撮影場所に数百人のファンが詰めかけた(2019年 ロイター/Henry Nicholls)

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 [ロンドン 8日 ロイター] - 英ロンドンで8日、ビートルズのスタジオアルバム「アビイ・ロード」のジャケット写真が撮影されてから50周年を記念し、撮影場所に数百人のファンが詰めかけた。

 このジャケット写真は、EMIレコーディング・スタジオの外にある通り「アビイ・ロード」の横断歩道を渡るメンバー4人の姿がおさめられている。音楽史上最も有名なアルバムジャケットの1つとされ、スコットランド人写真家のイアン・マクミランが撮った。

 白いスーツを着たジョン・レノンが先頭を歩き、黒いスーツ姿のリンゴ・スター、裸足のポール・マッカートニー、ブルーのジーンズをはいたジョージ・ハリスンが続いている。後ろにはフォルクスワーゲン・ビートルが駐車している。

 撮影から50年たったこの日、何十人ものファンが記念写真を撮るため横断歩道を渡り、周辺では自動車の渋滞が起きた。

 ビートルズが設立したアップル・レコードの元幹部、トニー・ブラムウェル氏は、当時は「アビイ・ロード」がビートルズ最後のアルバムになるとは誰も考えていなかったと述べた。その後に発表された「レット・イット・ビー」がラストアルバムとされているが、収録曲の大半は「アビイ・ロード」より前に録音されている。

 ブラムウェル氏は、写真の最初のアイデアはマッカートニーのものだったと説明。マッカートニーが裸足なのはなぜかという質問に対し、「暑かったから」と答えた。

 「アビイ・ロード」がリリースされてから1年もたたないうちに、ビートルズは解散。ポピュラー音楽を変えた10年にわたる音楽革命は、終わりを告げた。