写真・図版 Brother Nutの名で活動する中国人アーティストが、新型コロナウイルス流行下での検閲に抗議し、30日間にわたり沈黙するパフォーマンスを行った。13日に上海で撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

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 [上海 20日 ロイター] - Brother Nutの名で活動する中国人アーティストが、新型コロナウイルス流行下での検閲に抗議し、30日間にわたり沈黙するパフォーマンスを行った。

 「#shutupfor30days」と題されたこのプロジェクトで、Brother Nutは金属の留め具や粘着テープなどで口を塞ぎ続けた。ウェブページが見つからない場合に表示されるエラーコードである「404」と書いたテープを口に貼ることもあった。

 中国ではインターネット上でセンシティブな問題に関するコンテンツの表示が阻止されることがたびたびあり、その際にこのエラーコードが表示される。

 中国は新型コロナ流行への初期対応の遅れや、流行初期に感染拡大に警鐘を鳴らした医師が「うわさを拡散している」として警察から訓戒処分を受けていたことなどを巡り、さまざまな批判を浴びている。

 Brother Nutは「暴力や検閲などの不当な扱いに対するアーティストとしての私の最初の反応は、アートとともに戦い続けることだ」と述べた。1カ月にわたる沈黙パフォーマンスの間、食事中に独り言をつぶやくことはあったという。