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[ウィーン 17日 ロイター] - 「天使の歌声」として知られるオーストリアのウィーン少年合唱団が、コンサートホールなどに使用されているアウガルテン宮殿の賃貸料をめぐる財政難で、存続が危ぶまれる状況に陥っている。
合唱団はこれまで、宮殿の修繕を行う代わりに無料での使用を認められていた。しかし、同国の会計検査院がこの取り決めを「違法な助成」に当たると認定したため、合唱団が今後宮殿を利用するためには、年間20万ユーロ(約2600万円)を支払う必要が出てきた。
合唱団は17日、「突然20万ユーロを用意しろと言われてもできない。多額の賃料がかかるなら、合唱団は終わりを迎える」と述べた。
約280万ユーロの年間運営費用は、公演のほかレコーディングやメディアへの出演などで調達しており、不足部分は寄付金やスポンサーからの出資で賄っている。