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子規おりおり

携へし避暑案内や汽車の中

(07/26 愛媛版掲載)

 携へし避暑案内や汽車の中 1899(明治32)年

 「避暑」という習慣が日本に入ってきたのはいつ頃なんだろう。調べてみると【明治19年(1886年)イギリスの宣教師A・C・ショーが、旧軽井沢の民家を借りて一夏を送ったことから避暑の歴史が始まった】と解説のあるHPを発見!

 「汽車の中」で開く「避暑案内」は、この夏を過ごす別荘への期待感か、叶(かな)わぬ夢のような「避暑」への憧(あこが)れか。「ラムネ屋も此頃(このごろ)出来て別荘地」もまた、この時代におけるモダンな句材の一つだ。

プロフィール

夏井 いつき(なつい・いつき)
1957年、愛媛県愛南町生まれ。俳句集団「いつき組」組長、元中学校国語教諭。「第8回俳壇賞」「第5回中新田俳句大賞」受賞。学校などで行う俳句のイベント「句会ライブ」、「俳句甲子園 全国高校俳句選手権大会」の運営に携わるなど、全国的に幅広く活動中。

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