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世界475の妖怪講談で記憶試し 田辺一鶴さん検定開始

2007年04月22日15時31分

 講談界の長老、田辺一鶴さん(78)が、世界の475の妖怪を織り込んだ講談を作り、よどみなく語れるか審査する「記憶能力検定」を始めた。「講談で記憶力を鍛えるのは一番の脳トレ」と田辺さん。22日、東京都墨田区で「お手本」を披露する。

 若い頃、漫画家の水木しげるさんの助手をした経験もある田辺さんは、大の妖怪好き。そこで作ったのが、検定の台本となる講談「妖怪お化け軍談修羅場」だ。

 小豆婆(ばばあ)、猫娘など日本の妖怪のほか、ウガンダなど世界の妖怪が登場。国名・地名を含めると固有名詞は629に及ぶ。

 田辺さんは2年前、100程度の妖怪を連ねた同名の講談を初演。その後、妖怪数を200余に増やして台本を発表した。しかし「簡単に覚えた」という人が現れてプロ魂に火がつき、今回の「改訂極め付き版」が完成した。

 検定は、5ページに及ぶ台本の1ページ目を覚えられれば5級、2ページ目までで4級。いずれも自己申告するだけで認定証を送る。3級は3ページ目までで、聞き役3人の署名が必要。2級以上は田辺さんが実技審査する。全編とちらずに出来た人は1級で「名人位」と金一封(金額未定)が。さらにプロの講談師を目指す人には無料で芸名を授与する。受検料は80円切手4枚。問い合わせは、ファクスで田辺一鶴事務所(048・925・0870)へ。

 22日は午後5時から、墨田区両国4丁目の「お江戸両国亭」で。1500円で検定台本も付く。

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