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前大阪府知事の横山ノックさんが死去 75歳

2007年05月03日18時09分

 前大阪府知事でタレントの横山ノック(よこやま・のっく、本名山田勇=やまだ・いさむ)さんが、3日午前7時15分、咽頭(いんとう)がんのため兵庫県西宮市の病院で死去した。75歳だった。葬儀は親族のみの密葬とし、後日、お別れ会を開く。

写真横山ノック・元大阪府知事(99年12月撮影)

 漫才グループ「漫画トリオ」のリーダーとして人気を集めた後、参院議員を4期務めた。「無党派」を掲げて立った95年の大阪府知事選で圧勝し、東京都知事選で勝った故青島幸男氏とともに「青島・ノック現象」と呼ばれた。しかし、再選された99年、知事選の女性運動員へのわいせつ行為で大阪地検の聴取を受け辞職を表明。強制わいせつ罪で在宅起訴され、懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決が確定した。04年に芸能界に復帰したが、晩年は表舞台に立つことは少なかった。

 32年、神戸市生まれ。横山フック、上岡龍太郎(横山パンチ)の両氏と結成した漫画トリオは、60年代、時事問題を交えた漫才で一世を風靡(ふうび)した。「パンパカパーン、今週のハイライト」という語り口は流行語になった。

 68年に漫画トリオを解散し、参院選全国区で出馬して初当選。74年参院選には落選したが、77年に返り咲いて計4期を務めた。95年の統一地方選では、大阪府知事選に立候補。「既成政党をノックアウトする」との訴えで風を起こし、自民などの相乗り候補に圧勝。任期中は府の財政再建に力を注ぎ、99年知事選では史上最高の235万票で再選された。

 しかし、その選挙戦のさなかに、選挙カーの中で女性運動員に性的暴行を加えたことが発覚。再選から8カ月後に強制わいせつの罪で在宅起訴され、00年8月、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

 04年に芸人として「復帰宣言」したが、演芸会などに年数回出演する程度だった。弟子に故横山やすしさんらがいた。

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