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浅草で若手芸人、笑いのリレー 「雷ライブ」30回目

2007年05月25日14時02分

 若者の姿が少なく、閑散とした東京・浅草六区の夜が月に一度だけ、若手芸人数十組の笑いのリレーで熱気に包まれる。05年4月に始まった浅草東洋館の「雷ライブ」が26日、30回を迎える。出演した芸人は延べ1200組。力をつけて、テレビデビューした芸人も少なくない。26日は、ゲスト出演の「東京ダイナマイト」、「ホーム・チーム」をはじめ東京を拠点に活躍している五十数組が出演する。4時間にわたり笑いの洪水を起こすはずだ。

写真ロリィタ族。
写真世界のうめざわ
写真赤いプルトニウム

 東洋館が入る建物には、かつてはストリップ劇場の「フランス座」があり、渥美清、萩本欽一、ビートたけしらがコントを演じていた。いわば、芸人たちにとってのあこがれの舞台だ。

 そこで、再び次世代の芸人を育てたいと、東洋館事業部プロデューサー川村晃康さんが企画。雷ライブは始まった。

 東京には力があっても若手芸人が立てる舞台が少なく、少しでも機会を提供したいという気持ちもあった。

 昼の舞台が終わった午後6時に開演するのは、さびしい浅草六区の夜を若者客で盛り上げようという狙いからだ。

 出演者は20代を中心に選び、一組の出演時間を3、4分として、リレー形式で笑いを提供する。3、4分にしたのは、テレビでの芸人の持ち時間に合わせたという。

 出演料が高いわけではないが、浅草のライブに立てるとあって、力のある芸人を含めて出演依頼が相次いだ。口コミやネットで評判は広がり、スタート時点では200席の客席の半分ぐらいの入りだったのが、最近は立ち見客も出る盛況が続いている。

 漫談の「世界のうめざわ」は、ほとんど毎回、出演してきた。「たけしさんが出ていた舞台は、芸の都、浅草の原点。メディアに出ている芸人を食ってやろうという気持ちでやっている」

 2年前のデビュー直後から出ている「ロリィタ族。」は、舞台が認められてテレビに進出できた。「初めてのときは、すべって悔しい経験をした。お客さんも小さい子どもからお年寄りまでいるから勉強になる」

 茨城弁が売りの「赤いプルトニウム」も常連だ。「つくばエクスプレスが開通し、茨城のお客さんが多く、とても身近に感じる」

 26日は、「江戸むらさき」、「インスタントジョンソン」、「今夜が山田」らもゲスト出演する。

 午後6時開演。当日券は2000円。問い合わせは東洋館(03・3841・6631)へ。

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