現在位置 : asahi.com > 文化芸能 > 舞台 > 演芸 > 落語 > 記事 ここから本文エリア

ネットで落語 配信ビジネス続々

2006年05月11日

 落語をネットで配信するビジネスが増えている。「動きが少ない」「CMが入れづらい」などの理由でテレビには乗りづらい芸だが、ネットならば問題にならない。コンテンツが欲しいネット業界にとっても格好の素材のようだ。

写真

会見した(左から)三遊亭金時、小川龍矩社長、三遊亭金馬=東京都内で

 昨年始まったiPodなど携帯端末への落語の配信サービスに続いて、4月下旬には動画も配信するダウンロードサービスが始まった。運営するのはプロバイダーのエランシステムズ。「笑王net」のサイト上で落語家と演目を選んで画像と音声をパソコンにダウンロードする。

 現在登録している出演者は落語が約60人、漫才9組。約120演目が選べる。コンビニエンスストアで認証番号つきのプリペイドカードを買って、サイトで認証を受ける方式だ。1演目10〜45分ほどで料金は315円均一。ダウンロードには30秒から2分かかる。

 久々のブームにわく落語界だが、依然としてテレビの地上波に落語番組はほとんどない。1席が長く番組が作りづらい、CMを挟みづらい、動きが少なく映像が単調になる、などが理由だ。ファンが比較的高齢でスポンサーが付きづらいという事情もある。

 この点、ネットは不都合がない。配信側には、収録が容易、著作権などの問題が複雑でないなどのメリットがあり、従来とは違う購買層を引きつけられるコンテンツとしての魅力もある。

 課題は、落語家の側の不安感だ。「ネットの将来像がまだわからない」「パソコンで手軽に落語が見られるようになると、寄席の客が減ってしまうのでは」などの声がある。

 いち早く「笑王net」に登録したベテランの三遊亭金馬は「昔ラジオやテレビで落語が大ブームになった時にも『寄席に客が来なくなる』という声があったが、ブームで落語を知った客が寄席に来て、結局は落語界のためになった」と振り返る。同じく登録した三遊亭金時は「ネットなら海外の落語ファンにも楽しんでもらえる。通勤時に聞いてもらうこともできる」と新しいメディアに期待する。

 このほど金馬らと記者会見したエランシステムズの小川龍矩社長(32)は「ネットから落語に入門して、寄席に足を向けるお客も多いと思う。今後は上方落語も配信したい」という。

PR情報


この記事の関連情報


文化芸能

ここから広告です
ここから広告です
広告終わり

どらく DO楽

誰とでも仲良くできます♪
スコティッシュフォールドってどんな猫?ペットのお悩みご解決!
お父さんのお稽古
蜷川幸雄さん登場

特集

英訳版コミックス特集
英訳されている日本の「Manga」、「ぎゃぼーっ」を英語に直すと…?
住まい玄関ドアカーテンのナゾ
ショッピングお花見ティータイム
健康医師の処分、ネットで検索
教育「一家に1枚 宇宙図を!」
BOOKもっとモテる男になる方法
囲碁趙十段が2連勝 囲碁十段戦
クラブA&AダンスPJT始動!大浦みずき
就職・転職2月の失業率、横ばい
トラベル愛の旅人、杉田久女
愛車特別仕様車を探せ!
デジタル超薄型ステレオスピーカー
中国特集温首相、来日の日程固まる
将棋橋本七段、松尾六段が昇級
文化・芸能カッコイイ!!男のゲーム

マイタウン(地域情報)

∧このページのトップに戻る
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.