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菊之助、3役に挑む 花形歌舞伎、11月1日から

2006年10月25日

 11月1日から東京・東銀座の新橋演舞場で始まる「花形歌舞伎」で、尾上菊之助、市川海老蔵、尾上松緑の3人が出演する。菊之助は立ち役と女形の双方で、変化に富んだ3役を見せる。

 昼の部「弁天娘女男白浪(めおのしらなみ)」は初演時に五代目菊五郎が主演して以来、家の芸となった演目。美しい武家の娘に扮して金をだまし取ろうとした弁天小僧が、盗賊の本性を現す場面が見せ場だ。菊之助は小学校の時、父・菊五郎の弁天を見て歌舞伎役者になろうと思ったという。

 菊之助は「弁天小僧は襲名披露で初めて演じたが、しっくりいかなかったところがある」と話す。「あれから様々な役を経験し、今度は力を抜いて出来るかもしれない。前半は娘の妖(あや)しさを出し、そこからガラッと男に変われたらいい」

 「勧進帳」では、立ち役の富樫を初めて演じる。対決する弁慶役は海老蔵で「前から、いっしょにやってみたいと思っていた」という。「父たちが競演した役を、私たちがやることに意味を感じます」

 夜の部「船弁慶」では昨年、厳島神社で演じた静御前・平知盛の霊を本公演で初めて披露する。「厳島神社では舞台近くまで水面が上昇し、平家の亡霊の気分を経験できた。自分ではない自分が動いている感じを出せれば、表現が強くなると思う」

 25日まで。共演は左団次、芝雀ら。1万3650〜2520円。電話03・5565・6000(チケットホン松竹)。

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