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「日本の文化背負う気概で」パリ公演前に団十郎が抱負

2007年03月08日14時56分

 「歌舞伎を、日本の文化を背負ってオペラ座に乗り込むという気概で挑みたい」。23〜30日にパリ・オペラ座(ガルニエ)である、初の歌舞伎公演を前に市川団十郎は語った。

写真市川団十郎(右)と市川海老蔵=東京・丸の内の東京会館で

 演目は、市川家の家の芸である「勧進帳」と「紅葉狩(もみじがり)」。記念に「口上」の一幕も設けられ、市川家に伝わるおめでたい場での儀式「にらみ」も披露する。強い目力で魔を払う意味もあり、団十郎は「これをご覧いただくと風邪をひかない、とフランス語で言うつもりです」。

 「勧進帳」の弁慶と富樫は、団十郎と市川海老蔵の親子が日替わりのダブルキャスト。海老蔵の希望だという。海老蔵は「僕が弁慶、父が富樫の組み合わせは一生ないと思っていた」。

 「オペラ座は前々から、いずれ出るつもりでいた。20歳くらいでオペラ座へ見学に行った時、最後尾を歩いていたのに後ろに誰かいる。振り返っても誰もいない、ということが何度かあり、『絶対、君はオペラ座に来るよ』という声が聞こえた。その声が現実になりました」

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