現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>舞台>古典芸能> 記事 玉男さんの墓前に成功誓う 文楽、4月公演2007年03月28日11時25分 昨秋死去した人形浄瑠璃文楽の人形遣い・吉田玉男さんが眠る、大阪市天王寺区の銀山寺に28日、人間国宝の同・吉田簑助さんらが参拝。玉男・簑助コンビの当たり役で、同寺ゆかりの演目でもある「心中宵庚申(よいごうしん)」が第1部で演じられる大阪・国立文楽劇場4月公演を墓前に報告し、苦楽を共にした玉男さんの冥福を祈った。
お千代・半兵衛の心中事件が題材の近松門左衛門作品で、同寺には2人の墓(比翼塚)がある。65年に玉男さんの半兵衛、簑助さんのお千代で33年ぶりに復活上演され、再演を重ねてきた。 半兵衛役を愛した玉男さんは生前、「比翼塚があるから」と同寺に墓地を購入していたという。「吉田玉男」と舞台名で刻まれた墓石を前に、簑助さんは半兵衛役の桐竹勘十郎さんと、人形の手で合掌。比翼塚前では法要も行い、舞台の成功を祈願した。公演は4月7〜30日。問い合わせは劇場(06・6212・2531)へ。 PR情報 |