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4700万円の流用認めた文楽大夫、告訴へ むつみ会

2007年11月24日21時37分

 人形浄瑠璃文楽の演者らでつくる福利厚生団体「むつみ会」(大阪市中央区)は24日、臨時総会を開き、同会の資金5000万円近くの私的流用を認めている豊竹十九大夫(とくたゆう)・元代表理事(76)を、週明けの26日にも業務上横領の疑いで大阪地検に告訴することを決めた。

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流用について説明する豊竹十九大夫=24日午後5時5分、大阪市中央区の国立文楽劇場で

 財団法人文楽協会は、同元代表理事との契約を25日付で解除することを決定。12月21日からの博多座をはじめ今後の文楽公演には出られない。国立文楽劇場(大阪市中央区)「11月文楽公演」には問題発覚後の24日午前にも出演したが、千秋楽の25日は竹本千歳大夫が代役をつとめる。

 国立文楽劇場で会見したむつみ会によると、元代表理事が流用した金額は計4771万8500円と判明した。臨時総会では金額が大きいこともあり、身内の関与も含め使途の説明を求めた。元代表理事は身内の関与を否定し、使途については口を閉ざしたままだったという。

 会見に同席した同元代表理事は「自分のぜいたく品や飲食にではないが、私的に使ったことは間違いない。悪いとは分かっていたが、いつかは返すからとの考えもあった」と認めたうえで、「総会では29日に返済すると申し上げた」と釈明。「文楽の名誉を傷つけたことを、深くおわびしたい」と話した。竹本住大夫・同会現代表理事は「信頼していた仲間のことで、はらわたが煮えくりかえる思い。文楽の汚名は、我々が舞台で成果を上げてそそぐしかない」と語った。

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