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女性の語り・三味線が文楽人形と共演

2008年01月18日15時22分

 男のすなるもの女も……。女性の義太夫語りと三味線が文楽人形と共演する「女流義太夫の新たな世界」が2月25、26の両日、東京・紀尾井小ホールで上演される。語りは人間国宝の竹本駒之助、三味線は鶴澤津賀寿。スリリングな舞台になりそうだ。

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 現代の文楽は全くの男性社会で、女性が語り、三味線を弾くことはない。女流義太夫は、ほとんど素浄瑠璃だ。しかし、50年代の大阪では、文楽の約1カ月興行の後、女性が語りと三味線を受け持つ会が数日間開かれたという。

 今回は約50年ぶりの復活で、東京では初めて。後継者難にも悩む女流義太夫の、活動の場を広げる狙いもある。文楽人形の人間国宝、吉田文雀の理解もあって実現した。

 駒之助は「文楽を聞きに、ではなく、見に行く時代。そんな中、女流義太夫の素演奏はしんどい。人形と共演することで、張りにもなり、お客さんの層も広がるのでは」と期待する。

 「義太夫の場合、男性に太刀打ちできない。でも、限りなく男性の芸に近づいてみることで、初めて女性の美点を見いだせると思う」

 25日午後6時半、26日午後2時開演。出演はほかに吉田和生ら。解説は芸能史研究家の水野悠子。6000円。同ホール(03・3237・0061)。

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