人形浄瑠璃文楽の中堅人形遣い、(49)が名跡「豊松清十郎」を襲名し、五代目となる。08年度中に大阪と東京で襲名披露を行う予定。30日、国立文楽劇場(大阪市中央区)が発表した。
人形遣いの姓は現在は「吉田」「桐竹」の二つだけだが、今回の襲名で、清之助の最初の師匠だった四代目が84年に没し、弟子らが新たな師匠の姓に変わった86年以来、途絶えていた「豊松」姓が復活することになる。
清之助は四代清十郎に71年入門。四代目没後は二代桐竹勘十郎門下に入り、二代没後は三代吉田簑助門下で実力派として活躍している。