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石原さとみ、田畑智子で「奇跡の人」

2006年09月26日

 ヘレン・ケラーは石原さとみ、サリバン先生は田畑智子。19歳と25歳の新キャストによる「奇跡の人」(企画制作ホリプロ)が、10月4〜22日の東京・青山劇場を皮切りに全国6都市で上演される。これが初舞台の石原は「幕が開くとどんな気分になるのか、ワクワクしている」、大竹しのぶの当たり役を引き継ぐ田畑は「比べられても構わない。自分なりのサリバンを一生懸命やるだけ」と話す。

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石原さとみ(手前)と田畑智子=東京都内で

 盲学校の生徒だったサリバンは、目と耳が不自由で話すことができないヘレンの家庭教師となり、わがまま放題に暴れ回るヘレンと文字通り「格闘」し、言葉を教えようとする。

 恵まれぬ生まれのサリバンは、心に傷を負い、かたくなで人とうち解けない。「外の社会を知らない彼女は、精いっぱい大人になろうとしても子供っぽくて小生意気なところがある」と田畑。「強いけど弱い。でも弱いから強い。そんな人だと思う」

 石原は、大竹と鈴木杏による03年の公演を見た。「伝わってくる熱に圧倒された。動きも格闘技みたいで、まさかあれを自分がやるとは思わなかった」

 食事の作法を教えようとするサリバンと、暴れて抵抗するヘレンとの長く激しい攻防が、中盤のクライマックスだ。

 「けいこでやってみたら8分30秒。意外に短かった」と石原。演出の鈴木裕美には「猛獣になれ、ライオンのように叫べ」と言われた。「ここまでアクロバティックに暴れるなら、もっといろいろやってもいいんじゃないか、と思いました。ホントは今のでいっぱいいっぱいですけど」

 田畑は、昨年の舞台「もとの黙阿弥」でも大竹が過去にやった役を演じた。「このお話が来た時、大竹さんがサリバンで私がヘレンなのかな、と思ったので驚いた。周りから『大変だよ』って言われるけど、プレッシャーはない。私がやったらこうなんだ、というのを見てもらうしかない」

 ウィリアム・ギブソン作、常田景子訳。東京公演は8500円、6500円。他の公演は28、29日新潟▽11月3〜5日名古屋▽10〜12日大阪▽14、15日広島▽18、19日北九州。電話03・3490・4949(ホリプロ)。

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