「首」のオペラ中止問題、独首相ら自主規制を批判
2006年09月28日
イスラム教預言者ムハンマドなどの切られた首を示す演出があるオペラの公演をベルリンのドイツオペラが中止したことについて、メルケル首相は27日「中止は間違いだ」と語り、オペラ側の自主規制を批判した。
独テレビなどによると、イスラム教徒の意見を聞くなど対話をすることなく公演中止に踏み切ったことについて「自粛が根本的な問題解決ではない」と語った。
ショイブレ内相も同日、移民問題などをイスラム教徒側と話し合うためベルリンで開かれた会議後の記者会見で「上演中止は間違いだ。中止決定を取り消して再び上演することになれば(イスラム教徒を含む)会議参加者はみんな一緒に鑑賞に行く」と再考を促した。
ドイツオペラは26日、ムハンマドやキリスト、仏陀などの首を示す演出があるモーツァルトのオペラ「イドメネオ」の公演について「不測の事態が起きれば責任を免れない」として中止を決定。独国内では「テロに屈した」などと反発が高まっている。独テレビの27日の世論調査では、回答者約2600人の88%が「上演すべきだ」と答えた。
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