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三田佳子演じる「日本橋」最終章

2006年11月02日

 三田佳子の主演で、東京・日本橋の歴史に立ち会った女性の半生を描く明治座(東京・浜町)の舞台「日本橋物語」シリーズが、3〜26日の第3部「最愛のひと」で終わる。

 今回は、当の明治座の前会長・三田政吉氏夫妻がモデル。政吉氏が日本橋で経営していた老舗(しにせ)料亭を、女将(おかみ)として切り盛りした妻を三田が演じる。「近くに実在する橋を介して、同じ劇場で三つの人生を演じる機会に恵まれたのはうれしい」と三田は話す。

 主人公の節子は、料亭の女将を勤めながら実業家の夫(北大路欣也)を支え、激動の時代を生き抜いた。三田は「一見、波乱のない夫婦。でも、戦争や火事、再建、子育てなど、生きてきた軌跡の中に等身大のドラマがある」と語る。「愛し合った夫婦の甘さを小気味よく演じたい」

 舞台上の日本橋の姿は1作ごとに変わり、今回は上空を高速道路が覆うが、結末で撤去されて青空が広がるという。「高速道が本当に取れて、地域ごと活性化したら、と願っています」

 脚本・演出はジェームス三木。1万2000、5000円。電話03・3660・3900(劇場)。

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