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よみがえった伝説のバレエ 「ドナウの娘」

2006年11月07日

 19世紀ロマンチック・バレエの伝説的な作品「ドナウの娘」を、東京バレエ団が16〜18日に東京・上野の東京文化会館で上演する。長く忘れられていた演目をよみがえらせた振付家ピエール・ラコットは、「二面性を持つヒロインと、ベルディのオペラのようにスペクタクルに富む展開が魅力だ」と話す。

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ピエール・ラコット=東京都内で

 領主から求婚され恋人と引き裂かれた村の娘が、ドナウ川に身を投げる。正気を失った恋人も後を追い、川底の妖精の世界で、水の精の姿をした娘と再会する。

 1836年にフィリッポ・タリオーニが娘マリーに振り付けて初演、大成功を収めたが、はまり役ゆえにその後踊り手がなく、上演が途絶えた。ラコットが、振付家の日記などを手がかりに70年代に復元。今回の公演は日本初演となる。

 「フィリッポ・タリオーニは、技巧をひけらかすばかりだったバレエに気品と洗練をもたらし、ダンサーに調和と抑制を求めた」とラコット。「神聖で理想化された女性像も彼の特徴。現実と夢の世界の両面を演じる『ドナウ』のヒロインには、純粋で深い情感が込められている」

 音楽アドルフ・アダン。ラコットが演出、衣装、美術も担う。配役は16、18日が斎藤友佳理と木村和夫、17日が吉岡美佳と後藤晴雄。1万1000〜3000円、学生・エコノミー券2000円。電話03・3791・8888(NBS)。

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