伴都美子ミュージカル初出演 「気持ち込め、歌にパワー」
2007年01月30日
父親捜しを描くブロードウェーミュージカル「ブルックリン」(04年初演)が、2月18日から東京・池袋の東京芸術劇場で翻訳上演される。元「Do As Infinity」のボーカル伴都美子が、初のミュージカルで主役の歌手ブルックリンを演じる。1日から始まる同劇場ミュージカル月間公演の一環で、すべてニューヨークを舞台にした作品だ。
69年、パリで米国人男性がウエートレス(シルビア・グラブ)と恋に落ち、彼女が身ごもった後に帰郷、音信不通になる。生まれた娘ブルックリンは5歳で母親を亡くすが、長じて歌手として成功。名声を利して父親を捜そうと米国に渡る――。ブルックリンの街角でストリートシンガーらがこの物語を演じるという二重構造をとる。
伴は「依頼を受けてためらったけれど、音楽が素晴らしくて出演を決めた」。父親が作った歌を父親捜しの手がかりにするなど、音楽の役割が高い作品だ。
「主人公は孤児院で音楽と出会い、生きる意味を与えられる。前向きで芯の強いチャレンジャー。歌が好きな点は私と重なる。歌のパワーが減じないように、気持ちを入れたい」
姿をくらました背景の悲劇を引き出す、父親とのデュエット「真実」、ベテラン歌手パラダイス(マルシア)との勝負など、対決シーンが見どころとなる。
「過去の真実を理解し、感情が複雑に変化する。心の移り変わりを深く出せるように取り組みたい」
共演は石井一孝、今井清隆。演出・翻訳は菅野こうめい、脚本・作詞・作曲はM・ショーンフェルド、B・マックファーソン。
28日まで。1万、8500円。電話0180・993・503(テレドーム)。
他のミュージカル月間公演は2作。「New York〜New York」は宝塚OGのダンスショー。ニューヨークの多彩な場景を描く。1〜4日。6500、5500円。「カーネギーの日本人」は戦中のニューヨークに生きた日本人の物語。10〜13日。7500、5500円。電話03・5391・2111(劇場)。
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