現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>舞台>演劇> 記事 東西舞踊家競演 軽みと執念対比「紀尾井踊りの会」で2007年05月18日15時11分 東は歌舞伎俳優の坂東三津五郎、西は京舞の井上八千代。東西の名舞踊家が競演する「紀尾井素踊りの会」が31日、東京・紀尾井小ホールで開かれる。 三津五郎の踊りは小粋で軽やかで、折り目正しい。八千代の舞はカミソリのような鋭い動きで、空気を緊迫させる。 会は2部制。1部では三津五郎の「北州」に、八千代は「珠取海女」で応じる。吉原を取り扱った清元節の祝儀曲と、海中の竜が持つ珠を子のために取り戻す母親を描く地歌だ。 2部は八千代の「鉄輪」に、三津五郎は「江戸風流」をあてる。嫉妬(しっと)した妻が鬼と変じる地歌と、江戸を往来する人々をさらりと描く大和楽。いずれも趣向は、「軽み」と「執念」の対比だろう。 演奏は清元清寿太夫、堅田喜三久ら。1部午後3時、2部同6時半開演。各回1万3000円。
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