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前文化座代表で俳優の鈴木光枝さん死去

2007年05月22日15時08分

 上演500回を数えた「おりき」の名演で知られる俳優で、劇団文化座前代表の鈴木光枝(すずき・みつえ、本名佐々木光枝=ささき・みつえ)さんが、22日午前2時45分、老衰による心不全のため千葉県柏市の病院で死去した。88歳だった。葬儀は近親者のみで行い、後日偲(しの)ぶ会を開く予定。喪主は長女で俳優、文化座代表の佐々木愛さん。連絡先は文化座(03・3828・2216)。

写真鈴木光枝さん

 生活感をにじませた女性や老け役で存在感を発揮した。

 東京生まれ。新派俳優の井上正夫に師事し、32年に初舞台を踏んだ。42年、後に夫となる演出家の佐佐木隆らと劇団文化座を結成。44年初演の「おりき」でたくましく生きる老農婦を好演し、98年まで通算500回を演じる当たり役となった。他の代表作に「荷車の歌」のセキなど。

 01年12月、青森県弘前市での「いろはに金米糖」が最後の舞台で、その後は闘病生活を送っていた。

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