現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>舞台>演劇> 記事 多民族国家のいまを紹介 カナダ現代演劇祭 5日から2007年07月02日14時45分 カナダの気鋭劇作家の戯曲4本を日本の4団体が1カ月間かけて連続上演する「カナダ現代演劇祭2007」が5日から、東京・両国のシアターXで始まる。多文化、多民族国家のいまを映し出す注目作をいち早く紹介する試みだ。 長年カナダ戯曲の翻訳・紹介に取り組んできた吉原豊司の活動に加え、最近になって留学先に選ぶ演劇人も出てきたことから、日本でもカナダ演劇への注目度は高まりつつある。 留学経験のある演出家の木村健三は「多彩な人種・民族に同質化を求める米国とは異なり、多言語・多文化を前提としたモザイク的な社会がカナダの特徴。仏語圏のケベックがあるうえ、地理的に欧州に近いため、西欧社会全体を見渡す視点がある」と語る。 3回目の開催となる今回のテーマは「魂のディアスポラ(離散)」。4人のヒロインを通して、自分のいるべき場所を求めてさまよう現代人の姿を描く。 公演は次の通り。 5〜8日、メープルリーフ・シアター「リタ・ジョーの幻想」▽11〜15日、流山児★事務所「ヘレンの首飾り」▽17〜22日、マシュマロ・ウェーブ「YOU ARE HERE」▽25日〜8月5日、Studio Life「孤児のミューズたち」 期間中にシンポジウムなども開催される。劇場(03・5624・1181)。 PR情報 |