現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>舞台>演劇> 記事 独特な世界、劇団桟敷童子 初の再演公演2007年11月05日15時33分 大がかりな舞台美術と、叙情性と土俗性の入り交じった独特な劇世界で注目を集める劇団桟敷童子(さじきどうじ)が、99年の旗揚げ以来初めての再演公演を行う。代表作2本を東京・吉祥寺シアターで連続上演する企画で、主宰の東憲司は「最初から劇場として建てられた空間での上演も初めて。新しい観客との出会いがとても楽しみです」と語る。
桟敷童子は作・演出・美術プランを兼ねる東を中心に唐組や新宿梁山泊出身の俳優らで結成。倉庫や元映画館、テントを会場に選び、劇団員全員でつくる壮大な装置や、木冬社で清水邦夫に師事した東の叙情的な作風が話題を呼んできた。 再演するのは「博多湾岸台風小僧」(6〜12日)と「しゃんしゃん影法師」(19〜25日)。「貧乏長屋に暮らす人々を描いた『博多』は動、神隠しがテーマの『影法師』は静の芝居で、劇団の幅を見てもらうことを意識しました」と東。 初演に近い配役と大幅な改訂なしの台本で、「役者の演技と僕の演出の力量を試したい」。今も大道具製作の先頭に立って金づちを振るい、本番では音響オペレーターを務める。劇団ならではの密度の濃い舞台を一貫して追い求めてきた。「僕はおそらく日本一タタキ(大工仕事)のうまい劇作家でしょう。いつもすぐ近くで芝居にかかわっていたい。根っからの劇団野郎なんです」 3500円。劇団(03・3375・8288)。 PR情報 |