現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>舞台>演劇> 記事 バロックダンスの祝宴 東京・荻窪で27日公演2008年01月19日15時21分 バロックダンスの研究者でダンサーの浜中康子が制作・監修する、古楽器の演奏と歌唱が伴うバロックダンス公演「ヴェルサイユの祝祭―」が27日、東京・荻窪の杉並公会堂で開かれる。日本の第一線の古楽器奏者とバレエダンサーも加わる豪華な公演だ。
「ヴェルサイユの祝祭」は、舞踊家でもあった「太陽王」、フランスのルイ14世時代に絶頂期を迎えたバロックダンスの内容や歴史を紹介してきた。 今回は、第1部で宮殿での舞踏から社交ダンスなどへの変遷を追う。リュリ作曲「アポロンのアントレ」のほか、コントルダンスやレントラーなど、モーツァルトの曲による舞踏会用ダンスを取り上げる。 2部では、王宮を舞台に繰り広げられたエンターテインメントとしてのダンスに注目。ルイ14世、15世の時代のダンス教師が書いた舞踏譜や教本を基に、当時の劇場用ダンスを再構成する。中でも、リュリのオペラ「ベレロフォン」の中の舞曲に振り付けられた「9人の踊り手によるバレエ」の復元が目玉だ。 浜中は「バロックダンスは総合芸術オペラの一翼を担い、歌や器楽と対等だった。神々や英雄たちが登場するため形式的芸術と見られがちだが、幾何学的な振り付けや象徴的な身ぶりには様々な深い感情が込められ、イマジネーションに満ちている」と話す。 出演はダンスが浜中、トーマス・ベアード、ペイジ・ウィットリー・ボーゲスらバロックダンス専門家のほか、安達悦子(東京シティ・バレエ団)、八幡顕光(新国立劇場バレエ団)らクラシックバレエの一線のダンサーも加わる。 演奏も若松夏美(バイオリン)、バリー・ボーゲス(トランペット)ら一流古楽奏者たち。漫画「ベルサイユのばら」の作者でソプラノ歌手になった池田理代子もマリー・アントワネット作曲の歌曲を歌う。 午後6時。6000〜4000円。電話080・5494・8127(「ヴェルサイユの祝祭」プロジェクト事務局)。 PR情報この記事の関連情報 |