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宮崎あおい08年NHK大河ドラマでも主演

2006年09月09日

 NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」の主演女優宮崎あおい(20)が、08年大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」にも主演することになった。高い演技力が評価され、大河史上最年少の約22歳1カ月(放送開始時)での大抜てきとなった。朝ドラ、大河双方の主演は「ひまわり」(96年)と「利家とまつ」(02年)の松嶋菜々子の例があるが、ともに単独で主演を務めるのは宮崎が初めて。NHKの大きな期待を背負って登板する。

 「主役の篤姫を演じるのは、この方です」。急きょ設定された主役発表会見に宮崎が姿を見せると、約50人の取材陣から「まさか」などとどよめきが起きた。8月11日、同じNHKのスタジオで「純情きらり」のクランクアップを行い涙した宮崎も、あ然とする記者らの顔を見渡して、照れ笑いを浮かべた。

 放送日で計算すると、わずか1年3カ月をはさんでNHKの2枚看板ドラマの顔になる。前例のない人事だが、それも宮崎の実力がさせたものだった。それまでは朝ドラヒロイン=新人女優だったが、NHKは「純情きらり」で40年ぶりにオーディションをやめ、芸歴16年の宮崎を起用した。宮崎も戦争をはさんだ16〜27歳の女性の生きざまを期待通りの演技力で表現し、最近6作品では最高の平均視聴率19・1%をマークした。

 「篤姫」の佐野元彦チーフプロデューサーは起用理由を「彼女を『すごいな〜』と思い見ているうちに、十代半ばから49歳までの篤姫を1人で演じきれるのは彼女しかいないとほれ込みました」と説明した。

 篤姫は薩摩・島津家に生まれ、第13代将軍徳川家定の正室となった女性。23歳で未亡人になり、江戸城無血開城の実現に尽力するなど波瀾(はらん)万丈の生涯を描く。映画を“本籍”にしてきた宮崎は、99年大河「元禄繚乱」にわずかに出演したが、時代劇に本格的に取り組むのはこれが初めてだけに、新しい挑戦でもある。「朝ドラで幸せな10カ月をすごし心も体も空っぽになりました。だからまた大河で1人の女性として生き抜き、1年間を幸せな時間にしたいと思います」と決意を語った。

 NHK木田幸紀ドラマ部長が「20代女優ではずば抜けた演技力」と絶賛する宮崎が、今度は大河の救世主になりそうだ。



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