米CBS「サバイバー」が物議 人種別に生き残り競う
2006年08月31日
米CBSテレビの看板番組の一つで日本でもおなじみの「サバイバー」が、9月からの新シリーズで参加者を人種別のチームに分けて無人島での生存を競わせることがわかった。ニューヨークのヒスパニック、アジア、アフリカ系アメリカ人の団体代表が「人種分断をあおる」と反発し、番組の放送中止を求めている。CBSは論争の的になるのを承知しつつ計画したとしており、放送する構えだ。
ヒスパニックの団体代表や市議会議員、若者ら約30人が29日、マンハッタンのCBS本社前で記者会見し、「この国には人種差別の問題がなお根強くある。視聴率稼ぎのためにこの国の人々を分断させてはならない」などと話した。
サバイバーは00年に始まり、13シリーズ目になる。今回は無人島に渡った20人の参加者が人種別に四つの「族」に分かれて他の族と生き残りを競う。最終的には族も解消され、優勝者は1人になる。
CBSの番組「ジ・アーリー・ショー」でインタビューされたサバイバーの司会者は、これまでマイノリティーの参加が少なかったという批判を逆手にとり、人種別のチーム分けを考えたと話した。CBSは「この形式が議論を呼ぶ内容であることは承知しているが、制作者が責任の持てる番組づくりをすると全幅の信頼を置いている」との声明を発表している。
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