デジタルラジオ計画が白紙に 在京民放ラジオ局5社
2006年09月19日
テレビのVHF帯の電波を使って、CD並みの音質で画像も見られるデジタルラジオ放送をめざしてきた在京民放ラジオ局5社は、準備作業を取りやめる方針を決めた。佐藤重喜・文化放送社長が19日の記者会見で「割り当てられる周波数帯が不確定になった。しばらく様子をみて対応を考える」と表明。03年に試験放送を始め、年内の本放送をめざしたデジタルラジオ計画は白紙に戻った。
本放送に向けて設立する予定だった事業会社「マルチプレックスジャパン」は、発起人会を解散する。
デジタルラジオは、民放テレビの電波が2011年以降にUHF帯に移ることで空くVHF帯(4〜12チャンネル)を活用する計画だった。昨年の総務省の懇談会報告書でも06年に東京、大阪で放送を始め、11年に全国に広げる方向性を打ち出した。だがその後、この周波数帯を使いたいという希望が他の通信・放送各社から寄せられ、調整が必要になっていた。
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