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〈ギャグの伝説:2〉爆笑問題 「流行語大賞がほしい」

2007年01月04日11時01分

 爆笑問題といえば、情報番組「スタ☆メン」(フジテレビ系)などで司会を務め、芸術選奨文部科学大臣賞まで受賞したお笑いコンビ。だが、ボケ役の太田光が望んでもまだ届かない「タイトル」があった。「流行語大賞をとりたいんですよ」。ギャグをはやらせたいのだ。

写真爆笑問題

 簡単にはいかない。一つは「ピップ!」。中指と人さし指を額につけ、相手に向けて言う。深い意味はないようだ。「何個か考えたけど、それが最高にはやったもの。飽きっぽい性格だし、向いてないんでしょうね」と太田。ツッコミ役の田中裕二は「『ピップ!』はいろんな番組でやり続けたので、相当な人が見たはず。それでもはやらなかったわけで……」。

 最近はやりのギャグは、ネタの流れの中で自然と広まったといい、最初から一つの言葉を考えて無理やり広めようとした太田とは違うと、分析する。

 コンビ結成は88年で、長年の蓄積からボケとツッコミの形は、ある程度パターンがある。それでも、田中は太田に対して、まじめなことを言っているのに突っ込んでしまったり、ボケに気づかずにほったらかしにしたりすることがあるという。

 フランス人のシャネルの社長が番組に出演したとき、太田は「アイ キャン スピーク ジャパニーズ」とボケた。田中には「日本人なんだから日本語しゃべるの当たり前だろ。しかもこの人フランス人だし」と、ふたつ突っ込んでほしかったが、実際には「フランス人なのに英語で言うな」と突っ込まれただけだった。

 「後で気がついた。あれは高度だった」と反省する田中。2人はボケとツッコミの中で、ひとひねりした笑いを追い求める。はやりのギャグがネタの流れの中から生まれるというのなら、2人に突然そんな日が来てもおかしくない。

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