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内藤剛志が「風車の弥七」 8年ぶり復活

2007年04月28日15時15分

 現在37部が放送中のテレビ時代劇「水戸黄門」(TBS系)で、「風車の弥七」が8年ぶりに復活する。故中谷一郎が演じてきた人気キャラクターだ。2代目弥七は、連続ドラマの多彩な役で知られる内藤剛志。51歳、役者生活の正念場と位置づけて臨んでいる。

写真2代目弥七を演じる内藤剛志=京都市内で

 風車の弥七は水戸光圀を影で支える元義賊の忍者。秘密裏に情報を探って窮地を救う。手裏剣代わりの赤い風車が武器だ。69年スタートの1部から演じてきた中谷が病のため99年の27部で降板、その後は登場していなかった。

 内藤にとってあこがれの弥七役がくるのは想像もしていなかったという。「びっくりしたし、うれしかった。信条として、『なぜ僕に』とは聞かない。仕事していくことが答えになると思う」

 中谷のイメージがまだ根強く、プレッシャーは大きい。「格好いい弥七像は、中谷さんが命を吹き込まれたもの。まずはイメージを傷つけないようにしたい。自分なりはまだ先の話」。買えるDVDは全部手に入れ、振る舞いやセリフの言い方を参考にしている。

 先輩の役者からは「よくできて普通。だめならたたかれる。努力が秘訣(ひけつ)」というアドバイスをもらった。「怖いと思ったが、いやとは思わなかった。僕は逃げるタイプではない。この役ができるなら、矢尽き刀折れて倒れてもいい」。そんな覚悟を決めている。

 窮地でさっそうと助けにくる弥七は、「希望」を体現する男だと思っている。「嫌な事件が続く今だからこそ『生きていくのも捨てたもんじゃない』ということが伝わればいい」

 弥七登場は、02年から黄門役を続ける里見浩太朗にとっても待ちに待った復活だ。里見は「なぜもっと早く復活させなかったのか。ただ、難しい役なので、だれでもいいというわけにはいかない。内藤君は弥七にふさわしいキャラクターをもっている。特にクールさがいい」と期待する。

 「内藤弥七」は6月18日放送の11話から登場する。

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