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「必要以上に種明かしされた」手品師49人がTV局提訴

2007年05月01日18時44分

 手品に使う「ギミック(仕掛け)コイン」にするため硬貨が違法に加工された事件のテレビ報道で、必要以上に手品の種明かしをされて損害を被ったとして、プロとアマの手品師たち49人が1日、日本テレビとテレビ朝日に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告側は「手品の種は共有財産。保護の必要性を問題提起したい」と訴えている。

 原告側が問題としているのは、大阪の手品用品販売業者らが昨年、硬貨の違法加工による貨幣損傷等取締法違反容疑で警視庁に逮捕された事件をめぐるテレビ報道。原告側は、番組で事件と直接関係ない手品の種まで明かされたことで、所有するギミックコインの価値が減ってしまったと主張。慰謝料と合わせて計約197万円の賠償を求めている。

 手品の種の著作権については文章の形で記述したり、特許申請をしたりするなどして保護しようという試みがある。しかし、コインを使うような古い種は大半が知的財産権の保護期間を過ぎ、保護は困難なのが実情という。

 日本テレビは「訴状が届いていないのでコメントは控える」、テレビ朝日は「報道内容に問題はなかったと考えている」と話している。

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