現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>テレビ・ラジオ> 記事 米独立系人気ニュース番組 有志が日本語版サイト立上げ2007年06月07日10時47分 市民の立場にたった報道で評価が高いアメリカの独立系ニュース番組「DEMOCRACY NOW!」を知ってもらおうと、番組のファンたちが力をあわせ、字幕つきの番組動画などを流す日本語版サイト「デモクラシー・ナウ!ジャパン」を4月から始めた(http://democracynow.jp/)。また、CS放送の朝日ニュースターも、この翻訳をもちいて、解説を加えた番組を同時に始めた。 この番組は96年からニューヨークの公共放送局パシフィカラジオで始まり、その後、映像も加わった。ジャーナリストのエイミー・グッドマンとフアン・ゴンザレスがホストになって、ダウンタウンのスタジオから、週5日、1時間、時事ニュースとインタビューなどの特集を流している。 「9・11」のあと、大手のマスコミがブッシュ政権の批判を控えていた時期にも、グッドマンらは武力に頼る外交政策に警告を発した。それが信頼を集め、今では全米約500局の独立系放送で流されている。イスラエルのパレスチナ政策やアフリカの紛争など国際的にも目配りし、監視社会の恐怖、地球温暖化対策の遅れなど幅広いテーマを取り上げている。 チョムスキーやE・W・サイードの著作を訳している翻訳家の中野真紀子さん(52)は、彼らが登場したこともあって、以前から番組にふれていた。昨年、サイードの記録映画にかかわった翻訳家古山葉子さん(42)と協力し、アメリカ側に許可を得て、今年はじめ、日本語版サイトの実現を呼びかけた。番組のファン、独立系メディアに関心がある学生ら、海外在住者もふくめ30人以上がボランティアで参加、4月にサイトを立ち上げた。 毎日のニュースの見出しのほか、時事物のまとめを紹介している。これまでのインタビューや特集の動画から選んで、字幕をつけている。 「内容だけでなく制作のエネルギーも魅力。こういう市民メディアが日本にもほしい」と、サポート会員を募り、日本独自の活動も視野においている。 PR情報この記事の関連情報 |