現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>テレビ・ラジオ> 記事 連ドラ連動「ウェブ連ドラ」 番外編を制作・有料配信2007年11月01日15時23分 連続ドラマのサイトでウェブドラマをチェックし、謎解きのヒントを見つけたり、気になる脇役のエピソードを楽しんだり――。連ドラの視聴意欲を盛り上げようと、本編と連動させたウェブドラマを配信する取り組みが注目を集めている。TBSは、10月スタートの「ジョシデカ!―女子刑事―」で番外編となるネット専用のオリジナルドラマを制作。有料で配信し、コンテンツビジネスの拡大も期待している。 このウェブドラマは、本編の主人公・来実(くるみ)(仲間由紀恵)の隣に住む家族がメーン。本編では、来実があこがれる「幸せな家族」として登場。実は様々なトラブルを抱えており、「連続殺人事件に巻き込まれた」という誤解を乗り越えて再生していくストーリーだ。本編で起こる事件の謎解きのヒントを盛り込んだミステリー・ホームコメディーが楽しめる仕掛け。 全10話で各10分程度。本編の放送終了後、TBSの動画配信サイトをはじめ、配信会社9社などで有料配信を順次開始している。料金は1話105円。月ごとのパック料金(年末まで見放題)もある。 ウェブドラマ制作とその有料配信は、TBSではともに初めての試み。同時に、携帯電話向けにウェブドラマに登場する韓国人俳優による韓国語講座の有料配信も開始。担当する三城真一プロデューサーは「今後、ネットやモバイルなどテレビ以外の分野で映像コンテンツのニーズが高まる」とみる。しかし人気の高い地上波ドラマのネット配信は権利問題などで進んでおらず、ネット専用コンテンツは制作費の回収さえ厳しいのが実情。そこで地上波放送との連動で相乗効果を図りながら、有料配信によって事業化をめざす戦略だ。出演者とは出演料を低く設定する代わりに、有料配信、DVD販売、番組販売によって利益が出た場合は配分する契約を結んだ。三城プロデューサーは「地上波ドラマの制作経験のあるスタッフによるクオリティーの高い作品で、新しい可能性に挑戦したい」と意気込む。 ネット専用の番外編ドラマは、アメリカでは3年ほど前から広がった。国内でも、日本テレビが手がけている。今春放送の「バンビ〜ノ!」では、3分間のミニドラマを無料配信。本編と同じ岡田惠和の脚本で、登場人物の裏ストーリーが毎週楽しめるため、再生数は250万回を超える人気だったという。ドラマの情報をネット検索する人が増える中、話題作りとともに、コンテンツビジネスの可能性を探る動きが広がりそうだ。 PR情報この記事の関連情報文化・芸能
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