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50年前の東京駅ホーム再現 テレ朝ドラマ「点と線」

2007年11月20日15時14分

 テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャルの第1弾「松本清張 点と線」が、ビートたけし主演で24、25日のいずれも夜9時から2夜連続で放送される。原作のままの時代設定としたため、昭和32年当時を忠実に再現することにこだわった。

 東京から福岡にやって来た男女の死の謎をめぐって、心中とする周囲の見方に納得できない地元の古参刑事が強い疑問を抱くのが、2人を東京駅で見かけたという知人たちの話。目撃者がいた13番線ホームから、2人が乗る特急が出発する15番線ホームを見通せるのは、1日でわずか4分しかないことに作為を感じ、捜査を始める。

 このストーリー上の重要な鍵を握るホームを再現しない限り、ドラマは成立しないとの演出陣の判断から、オープンセットを組んだ。当時のホームと今のホームは地上からの高さも違う。JR西日本の協力を得て、大阪市の新大阪駅近くの車両基地に1カ月かけて長さ約40メートル、幅約10メートルのホームを1本建設し、車両を借りて名場面を映像化した。さらに、VFX(特殊視覚効果)の技術を使ってホームを長くしたり、14、15番線の映像を合成したりした。

 現場を初めて訪れた石橋冠監督は「やっちゃったね〜」と驚き、近くの住民は「近くに駅ができて便利になる」と誤解したという。このほか、福岡の町並みを再現するなど、「セット、CGの規模、金額ともテレビ朝日のドラマ史上最大」と美術担当の村竹良二さんは胸を張る。

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