外務省や文化庁など7省庁でつくる世界遺産条約関係省庁連絡会議が25日開かれ、富士山と「武家の古都・鎌倉」について、日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ出す推薦書の内容を正式に決定した。
締め切りの2月1日までに提出し、推薦書をめぐる国内の手続きをすべて終了させる。推薦書はその後、ユネスコに届けられ、2013年夏のユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が審査される。
推薦書では、富士山は、富士山本宮浅間大社や忍野八海など25の構成資産からなり、日本人の信仰の対象となったことや、浮世絵など芸術の源泉になったという価値が強調された。一方の鎌倉は、鎌倉大仏や円覚寺など10の構成資産。山稜(さんりょう)部と一体となった政権所在地で、武家文化がはぐくまれた土地であるという価値が強調された。