【動画】恵比寿映像祭始まる=神崎ちひろ撮影 |
【神崎ちひろ】国内外の作家の映像作品を展示し、現代における映像の意味を問う恵比寿映像祭が8日から、東京都写真美術館(目黒区)で始まる。7日には報道関係者向けに内覧会があり、作家らが展示作品の魅力を語った。
第5回となる今年のテーマは、パブリック(公)とダイアリー(日記)。一見逆のもののようでありながら、メディア技術の発展などにより、その境界はあいまいになっていることが作品によって浮き彫りになる。
例えば、クリストファー・ベイカーさんの「ハロー・ワールド! または、私は如何(いか)にして聞くことを止めてノイズを愛するようになったか」は、膨大な数のビデオレターが壁一面に投影される。さまざまな男女がカメラに向かい話したり歌ったりする姿は、本来私的な記録であろう映像ばかり。だが、ユーチューブなどの動画配信サービスにより、私的映像が、不特定多数に開かれている現状に改めて気付かされる。
クリスチャン・ヤンコフスキーさんの「ドバイの瞳」は、アラブ首長国連邦のドバイで終始目隠しをしたまま取材するヤンコフスキーさんの様子を映したドキュメンタリーだ。相手を無条件に信頼し進む姿は、先入観を持つことや、固定観念で報道するマスメディアへの批判のようにも見える。
映像祭は24日まで(12、18日は休館)。午前10時から午後8時開館。入場無料。
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