【広部憲太郎】祝いのうたげで、食前酒として振る舞われるシャンパン。だが、実は料理との相性が抜群と言い切るのはフランスの伝統的メーカー「G.H.マム社」の最高醸造責任者ディディエ・マリオッティさん(41)だ。来日中に、その楽しみ方を聞いた。
同社は1827年創業で、F1レースのシャンパンファイトでおなじみの銘柄を生産している。マリオッティさんの仕事は、日本酒の世界で言うと、杜氏(とうじ)。「世界的にみて日本は大きな市場。ワインの知識を得たがっている消費者が多い印象があります」。今回で訪問7回目というマリオッティさんは熱い視線を送る。背景に、昨年の貿易統計でシャンパンを含むスパークリングワインの輸入量が10年前の約2倍に伸びたことがある。
ただし、一般的には、いまだシャンパンは乾杯の一杯目と思われがち。それだけではもったいない、とマリオッティさんは強調する。「ワインの一種。どんな味にも合わせられる上、泡というセンセーションにも出会えるんです」
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