第5回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の準決勝と決勝が11日、東京・有楽町朝日ホールであり、羽生善治二冠(41)が決勝で広瀬章人七段(25)を78手で破り、2年ぶり2度目の優勝を飾った。優勝賞金は1千万円。羽生二冠は、4月から始まる第70期将棋名人戦七番勝負の挑戦者に決まっている。
対局風景の写真はこちら準決勝で、羽生二冠は菅井竜也五段(19)に、広瀬七段は郷田真隆九段(40)にそれぞれ勝ち、決勝へ進んだ。
決勝は広瀬七段の先手で、互いに玉(ぎょく)を固めあう相穴熊の戦型となった。中盤の小競り合いから小康状態の後、羽生二冠は50手目の△6七銀で、広瀬七段に動きを催促。これが流れを引き寄せる好手となった。