現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース
  3. 文化
  4. 記事
2012年2月18日3時37分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

元寇船見つかった海域、国の史跡に 文化審議会が答申

写真:鷹島神崎遺跡の調査風景。ダイバーの前にあるのは沈没船の一部とみられる木材=文化庁提供拡大鷹島神崎遺跡の調査風景。ダイバーの前にあるのは沈没船の一部とみられる木材=文化庁提供

 13世紀、日本に攻めてきた蒙古(モンゴル)軍の船団が沈没したとされる長崎県松浦市鷹島沖の海域が、「鷹島神崎(こうざき)遺跡」として国の史跡に指定される。文化審議会が17日、平野博文文部科学相に答申した。国指定史跡は約1700あるが、海底遺跡の指定は初めて。

 鷹島神崎遺跡は2度にわたる蒙古襲来(元寇〈げんこう〉)のうち、2度目の弘安の役(1281年)で蒙古軍の船4400隻の多くが沈んだとされる場所。文化審議会は、鎌倉幕府を崩壊させる遠因となった出来事の様相が今に残り、当時の軍事・外交を知るうえで極めて重要とした。指定される海底は約38万4千平方メートル。

 発掘調査は1980年度に始まり、昨年10月には琉球大のチームが船底の背骨に当たる長さ12メートル、太さ50センチの木材の竜骨(キール)を確認したと発表。形状などから蒙古軍の船とみられている。この船体や陶磁器類、矢束などの遺物は調査終了まで引き揚げない。

購読されている方は、以下のような関連記事も読めます。申し込みはこちら

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

首都圏の人気タウン、吉祥寺をまるごと一冊に!

願いが叶うかも? 話題沸騰、南米から来た福の神

いろいろ集めました、食品、書籍、泉麻人まで


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介