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2012年2月18日5時3分

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芥川賞贈呈式、あいさつは一言のみ 田中慎弥さん

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写真:田中慎弥さん拡大田中慎弥さん

 第146回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が17日、東京・丸の内の東京会館であった。「共喰(ぐ)い」で芥川賞を受賞した田中慎弥さん(39)はただ一言「どうもありがとうございました」と述べ、選考委員に一礼をして壇から降りた。それを受けて司会者が「万感の思いが込められていました」と応じ、会場をわかせた。田中さんは、選考会後の記者会見で「もらっといてやる」と発言して話題を集め、受賞作は20万部のベストセラーとなり、今回の受賞スピーチも注目されていた。

 芥川賞では「道化師の蝶(ちょう)」で受賞した円城塔さん(39)が「前衛と言われていますが、前で守っているだけでいいのか。せっかく機会をいただいたので攻めていけるようにしたい」、「蜩(ひぐらし)ノ記」で直木賞を受賞した葉室麟さん(61)は「私一人の力ではない。本を作ったみんなの力でいただいた賞です」とあいさつした。

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  • 石原慎太郎・東京都知事=麻生健撮影
  • 記者会見前に記念撮影する(左から)直木賞を受賞した葉室麟さん、芥川賞を受賞した田中慎弥さんと円城塔さん=吉本美奈子撮影

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