【野波健祐】スマートフォン(スマホ)のゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)の人気が発売後1年をすぎても衰えない。国内のダウンロード数は1400万を超え、スマホ保有者の約3人に1人は遊んでいる勘定だ。魅力はどこにあるのだろうか。
■課金無しでも攻略可能
今年のゴールデンウイーク、パズドラの開発元ガンホー・オンライン・エンターテイメントのイベントに2万5千人が押し寄せた。親子連れも目立ち、会場で開かれた腕試し大会の決勝に残った3人の平均年齢は、13歳だったという。
パズドラは、ロールプレイングゲーム(RPG)につきものの戦闘を、パズルを解いて行う。落ちてくる6種の「玉」をつなげて消し、敵にダメージを与えていく。討伐後、手に入るモンスターを育ててチームを編成、さらに強い敵に挑む。
「RPGをパズルで表現した点が新しい。運の部分と作戦でカバーできる部分のバランスも絶妙です」と話すのはスマホゲーム紹介サイト「ファミ通App」の目黒輔編集長だ。操作もシンプルで片手だけで遊べる。
ガンホーの森下一喜社長は「IT企業の作るスマホゲームに対抗しようと、ゲーム屋として、ゲームらしいゲームに挑戦してみました。ヒットは運とタイミングの結果です」と話す。