第38期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は4日、高尾紳路九段が、リーグ優勝にあと1勝と迫っている全勝の張栩九段を破った。これで挑戦者の決定は、8月1日のリーグ最終戦以降に持ち越されることになった。また、前期挑戦者の羽根直樹九段が坂井秀至八段に勝って2敗を守った。
6勝1敗の張九段(シード5位)を追う2位グループは、5勝2敗の羽根九段(同1位)、井山裕太棋聖(同2位)、河野臨九段(同3位)、高尾九段(同4位)の4人だが、高尾九段はリーグのシード順位が低いため、挑戦権獲得の可能性がなくなった。最終戦で挑戦権争いにかかわるのは羽根―井山戦、河野―張戦の2局。張九段が勝てばすんなり決まり、負ければ、羽根―井山戦の勝者と河野九段によるプレーオフへもつれ込む。規定により、プレーオフはシード順上位2人によって争われる。
結果は次の通り(左が勝ち。△は先番)。
羽根直樹九段(5勝2敗) 6目半 △坂井秀至八段(1勝7敗)
高尾紳路九段(5勝2敗) 2目半 △張栩九段(6勝1敗)
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