【パリ=編集委員・高橋牧子】2013年秋冬パリ・オートクチュール(高級注文服)のコレクションで3日(日本時間4日)、京都・龍安寺(りょうあんじ)の石庭を模した舞台を使い、禅をモチーフにした演出のショーが喝采を浴びた。
オランダを拠点に活動する人気ブランド、ビクター&ロルフが手がけた。白砂の波紋まで忠実に再現した舞台上で、冒頭、2人のデザイナーが座禅を組んだ。その後、岩のような質感のシルク地のドレスを着たモデルが、1人ずつゆっくりと庭の石そっくりのポーズをとるという趣向。
デザイナーは「心を静かにして無の境地に至るような感覚の表現が今、必要だと思った。それには、日本の禅寺の石庭のシンプルさがぴったりだった」と話した。